オープニングレセプション　2月12日（火）　18:00 - 20：00
作家の井村一巴さん、小川香織さんにご参加いただける予定です。

井村一巴　Kazha Imura

1980年生まれ。1996年より写真を撮り始め、1997年より写真や文章を発表するため“paper”という雑誌スタイルのカラーコピーによる手作りのメディアを発行。（15号まで既刊。）2001年より「週末写真館」と題し、来場者のポートレイトを撮影し、展示する写真展を行なう。2007年、ときの忘れものでの二度目の個展で、プリントした印画紙の表面をピンで引掻くなどして描いた作品、「ピンスクラッチ」を初めて発表。以降、ピンスクラッチ作品とカラーのスナップショットなど複数の要素での作品構成を試行している。
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上田風子　Fuco Ueda

1979年生まれ。2000年第16回グラフィックアート「ひとつぼ展」入選、2001年銀座ギャラリーフォレストで初個展。2003年東京工芸大学大学院修了。東京工芸大学在学中に制作した「学校シリーズ」が評価され、その後も少女を主なモチーフに、海の生物などと組み合わせた独特の世界を創出しており、若くしてすでにフォロワーを持つ。多くの個展、グループ展のほか、アートフェアで海外での評価も高く、2011年のBunkamura Galleryでの個展は回顧展として多くの観客を集めた。

小川香織　Kaori Ogawa

1981年生まれ。2007年東京藝術大学大学院修了。2008年ギャラリー・ニケで初個展。その後、スパン・アート・ギャラリー（東京）、ベルン・アート（大阪）などのギャラリーのほか三越でも個展、グループ展多数。童話や寓話をモチーフにした精緻な鉛筆による幻想的な作品は幅広い支持を得ている。

合田佐和子　Sawako Goda

1940年生まれ。1962年武蔵野美術学校本科商業デザイン科卒業。在学中より廃物を利用したオブジェを制作。1971年より油彩作品を制作。翌年油彩による初個展。シュールな作品は高い評価を得る。1970〜80年代には寺山修司や唐十郎の宣伝美術、舞台美術を手掛ける。2001年「森村泰昌と合田佐和子展」（高知県立美術館）、2003年「合田佐和子　影像」展（渋谷区立松濤美術館）。

草間彌生　Yayoi Kusama

1929年生まれ。1945年16歳で「第一回全信州美術展覧会」で入選。瀧口修造らに評価され東京で個展を開催後、1957年渡米。ドナルド・ジャッドやジョセフ・コーネルらと交流。「ハプニング」と称するパフォーマンスで注目を集める。1973年帰国。1993年ヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表として参加。長い不遇の時代を経て、2011年から12年にかけての欧米および国内での巡回展を成功させ、現在、日本を代表するアーティストとして最も高い評価を得ている。

Peng Yun　Peng Yun

1982年中国四川省生まれ。マルチメディア・アーティストとして2002年から中国国内各地をはじめ海外でも作品を発表。四川美術学院で油彩を学び、2007年中国美術学院でニューメディアアートの修士学位を取得。2007〜2009年復旦大学上海ビジュアルアート学院でディジタル・メディア・アートを教える。個人の生命と世界との関係の信頼性をさまざまなメディアを使って表現している。作品紹介ブログはこちら。